2度と戦争をしない 8月に想う

2017年8月23日 17時44分 | カテゴリー: 活動報告

8月11日、平和ひろばでの流しそうめんの準備 孟宗竹で、そうめんのライン、器、箸、コーヒーのための湯沸し用の竹筒をつくる

戦争の犠牲になられた多くの皆様への黙祷を心から捧げます。8月になると6日の広島原爆記念日、9日の長崎原爆記念日そして8月15日の終戦記念日が続く、、、   人類史上初の原爆投下、2発の原爆投下、、、  原爆の悲劇や戦災孤児、、、 その後の差別にもつながり、被害者がなりを潜めながら生きていく辛い歴史は理不尽なものであった。今こそ、戦争の悲惨さの長い歴史認識を社会全体で受け止めて行かねばならない。

集団的自衛権行使容認、特定秘密保護法、安全保障関連法成立から憲法改正へと突き進む現政権の政治状況等方向性の不安定さや中身の議論がなされずに強行採決を是としている政治に怒りと恐怖で溢れる。年を重ねるたびに戦争への深い疑問が益々膨らんでいく。政治や権力を暴走させない、歯止めとなる現憲法=立憲主義はこれからも活かしていけるのか、、、?「2度と戦争はしない」とするためにはどういう憲法であればいいのかを現代を生きる多世代が突き詰めて考えていかねばならない‼

私と同年齢の弁護士「伊藤真さん」に私は共感する。(8月15日 東京新聞掲載から抜粋)

【憲法は、戦争の加害と被害の歴史を踏まえ、「2度と政府に戦争をさせない」という明確な意思をもって規定された。戦争を2度としない国にすること、違いを認め合って一人一人を尊重する社会を築くことの2点が、大きな特徴だ】

戦争をさせない意思はどの条文に、、、

【戦前は天皇制、軍隊、宗教が三位一体となって戦争に突き進んだ。(現憲法は)一条で天皇は象徴でしかないと限定し、九条で戦争放棄、戦力不保持を掲げ、二十条や八九条で政教分離を規定した。また、旧憲法では不十分だった立憲主義を、真の立憲主義にしようとした】【憲法で権力を拘束するという目的が自覚されず、国民を統治する道具としてとらえていた。そこで戦後、憲法一三条で「個人の尊重」をうたい、豊富な人権規定を置き、人権を保障するために国家権力を制御するという真の立憲主義となった。その実現のため立法、行政、司法の三権分立をしっかりさせた】

改憲派は、九条が空文化しているので現実に近づけると主張、、、 【憲法の理想を引き下げて、現実に合わせてしまうデメリットを冷静に考えるべき。九条あるがゆえ、日本は海外で戦争する国にならず、自衛隊の命を守ってこられた】

一二条では国民にも、自由と権利を守る「不断の努力」を求めている、、、

【戦争をしない国と、個人を尊重できる社会の実現を、だれかに任せるのではなく、国民一人一人に主体的な行動に託しているのも最も大切なポイント】【憲法と無関係で生きられる人はいない。新しい条文が本当に必要なのか、何が変わるのか、想像力を働かせてほしい。まずは憲法をもっと知ってほしい】【(旧日本軍の海外派兵とされる)1874年の台湾出兵から1945年(終戦)まで71年間、日本は海外で戦争し続けてきたが、戦後は戦争をしない国になった。昨年ようやく71年間とタイに持ち込んだ。戦争をさせない憲法の思想をどこまで続けられるか。今を生きる私たちに重大な責任が課されている】

戦後72年戦争に参加せず、あくまでも平和的解決の根拠になったのは、過去の悲劇・惨劇であり、2度と戦争をしないと定めた「憲法」にある事を戦争未体験の世代全体で確認しよう‼