議員の政務活動費2万円から5万円に増額!

2013年5月4日 07時20分 | カテゴリー: 活動報告

 議員の政務活動費1ヶ月2万円から5万円に増額する案が含まれた2013年度の立川市一般会計予算案が賛成多数で可決され、今年度から議員1人が年間60万円の活動費を使用できるようになった。東京都内の自治体で唯一増額したことで、法改正にあわせた「便乗値上げ」と報道され、市民からは「恥ずかしい」「何を考えているのか」「お手盛りだ」と指摘されてきた。私は議会改革特別委員会の一員として、「議論」や「決定」のプロセスの不透明性「増額の算出根拠」が不明確での決定に納得できるものではないことを議会の中で発言してきた。

 5月1日「議会改革特別委員会」が開催され、「政務活動費の手引き」(案)にもとづき、費目ごとに使用範囲を示した「内部規定」について検討した。(事前に非公開の協議会も開かれている。)委員会には、子どもを含めて10人ほどの市民の傍聴があった。事前の協議会での懸案事項となっていた「領収書を含めて全てホームページ、議会図書室で公表する」「ガソリン・携帯電話代金の上限を設ける」の2点についてを中心に検討した。領収書の添付による公表の必要性がないという公明・民主。領収書の添付公表については、その内容がわかるものを各会派・議員が「選択」すればいいとする自民。三鷹方式で、使用した内容を一覧表にまとめ、そこに領収書を添付し全て公表とする生活者ネットワーク(会派を組まない安進会、みどり立川、市民の党、立川・生活者ネットワークの4人の代表として出席)・共産で意見が分かれ、午前中の2時間議論が続いた。

 私は、一貫し、「使用する活動費の透明性を担保すること」「議会費には市民のチェック体制が必要なこと」「市民が情報を入手しやすくすること」「見てわかりやすい書式」について行うべきことを主張した。現在策定中の「議会基本条例」を検討する中で、議会の「透明性」を明確にすることが共通認識されている。そのことを根拠として「領収書を含めた政務活動費の全てを公開すること」が当然と考えるからだ。

 結論として、ガソリン代・携帯電話の「上限撤廃」については自民・公明・民主の賛成多数で決定されたものの、領収書を含めた書類一切をホームページ・議会図書室で公表することを全議員の合意で決定することが出来た。今の時代「当たり前」と思える「公開・公表」にこんな大変な議論で決定することに対して、傍聴していた市民からは「何をくだらないことやっているんだ」「領収書の提出は当たり前!」「何であんなに(公開を)いやがっているのか?」と市民感覚からずれた議論にあきれた声が聞かれた。

 市民参加・市民参画・市民との協働という考え方を推進し、浸透しつつある現状において、「情報公開」は重要な要素であり、二元代表制の一翼を担う議会としても政務活動費の公開は率先して行なうべきものだ。賛成多数で、政務活動費の増額を阻むことはできなかった。しかし、決まったからには、使い方を透明にし、市民が議員の活動についてチェックできるようにと、領収書等の公表を位置づけることが出来た。