介護は社会の仕事と考え、助け合う

2013年1月3日 08時37分 | カテゴリー: 活動報告

 新年早々、身内での出来事から、昨年立川で起きた高齢者親子の孤立死事件を改めて考えた。

介護保険の認定を90歳を過ぎたお母さんは受けていた。しかし、利用はしなかった。娘さんは、60歳を過ぎており、2人暮らし。自分が介護できなくなったら・・・いざの時のために認定を受けていたのでしょう・・・  他人を家に入れることを嫌がる高齢の方は多い。介護保険での1割負担も考えてしまうという声もある・・・

特に、介護される側の強い意見により、介護者が躊躇し、仕方なく・・・しんどくても頑張って介護しつづけることもある。毎日、少しずつ悪くなる中で、閉鎖的な家の中で疲労と絶望感が生まれる。

家族や近所のおせっかいおばさんや民生委員さん等、何とか改善しなければ大変だという人たちが包括支援センターや市役所へ相談に行く・・・どこかにつなげる人が老老介護や一人暮らしの高齢者には必ず必要なのだ。「人に迷惑をかけたくない」と言い張り、その事に何とか寄り添おうとがんばる家族・・・本人の意思を尊重しようと介護者が頑張り続けることが、結果として「悲劇」をうむことがある。

その人らしく生きられるために社会資源を活用し、サポーターを介入させていく・・・家族形態が過去のものと異なってきた現在は「介護の社会化」が必須だ。立川市内の事件も、娘さんはまだまだ自分が介護できる・頑張れると思って生活していたのかと想像すると気の毒でならない。

事件後、市では、介護保険の認定を受けていながら利用していない方を訪問し、現状をチェックした。これからは、高齢者同士でどうしようもない状況をかかえるケースは当たり前に身近にあることを認識しなければいけない。「おせっかいが人を救うことになる」と考え、包括支援センターや市役所へつないでいくことが当たり前になることだと身内の出来事から実感した。

つぶやき:年末から2日がかりでつくった「黒豆」が今年は成功した!いつも、適当にやっていた黒豆は、しわがよりいくら煮ても歯ごたえがある。年末の新聞記事に黒豆の煮方が「化学的」にふっくらとする紹介があった。このコーナーは、お掃除の汚れおとしも化学方式で解説し、根拠が明快であり参考にしている。参考にし、黒豆を煮るとふっくらとしてできあがった!料理も化学だ。(重曹は入れなくても大丈夫だった)