最期まで、その人らしく暮らし続けるために

2012年3月28日 12時17分 | カテゴリー: 活動報告

3月10日(日) 在宅医療・介護・福祉のシンポジウム

 その人がその人らしく暮らし続けるために皆さんは、自分の最期をどう暮らしたいですか?
 3月10日に、市民が考える「在宅医療、介護、福祉」のシンポジウムが行われました。

 自宅で最期まで療養を続けたいと願う人は、約6割を超えますが、実際、その願いをかなえるには、家族の理解や医療・介護の協力が得られない等、想いをかなえることはむずかしいとされ、かなえた人は、約1割にすぎません。
 在宅での療養を望む人たち、また、選択をしたい人たちにとって、現状進められている医療・介護の連携がしっかりできているか疑問に思い、今まで、議会で質問をしてきました。
 病気をしても家で暮らし続けるには、訪問診療してくれる「医者」「看護師」・自立支援や家族のサポートのための「ケアマネージャ」「介護ヘルパー」「ショートステイ」「デイサービス」「リハビリ」・病気治療を行ってきた「病院」と地域の「かかりつけ医師」・情報提供や手続き等を行う「地域包括支援センター」や「市役所」・・・このつながりが、しっかりしていて、連携していなければです。
 いったい、立川市では、この連携がどこまでできていて、どのような対応をしているのか・・・こんな疑問から、市民の方たちと今回のシンポジウムを開催することになりました。
 シンポジストに招いた在宅訪問している医師からは、市民からの要望や声をもっと積極的に行ってほしいこと。
 歯科医師からは、口から食べられるようにするための訪問診療を行っている現状。
 薬剤師からは、薬局から自宅へ薬の配達を行い、薬の残量チェックや他の飲み合わせている薬へのアドバイス等、顔を見ながらの指導を行っている等の報告がありました。
 共済立川病院からは、病院から自宅療養へとつないでいる現状
 包括支援センターの地域での役割り。
 病気の方の傾聴ボランティアを行っている市民の方からは、市民の立場での患者さんを支え、地域での支えあいが在宅支援に必要であること等の報告がありました。

 がんばっている医療関係者・介護従事者・市民の状況がみえてきましたが、このことが、市民に伝わらなければ「自宅で暮らし続ける」という選択ができないと改めて実感しました。
 医療と介護は、つながっているものです。しかし、医療を行うのは、「医師会」、介護保険は、「立川市」という分断が、市民への相談や周知を広めることに歯止めがかかっています。
 実際、在宅での療養を選択するために必死で情報を集めて家族の願いを遂げたという話や医者が、介護や市との連携の状況を把握せずに想いが伝わらなかった現状が市民の声で届いています。
 まずは、市民が選択できるための情報提供が出来るよう、議会での発言を継続し、関係機関の実態を把握していきます。
 市民と連携したシンポジウムも継続して行い、自宅で過ごせることを選択できる人が増えるようにしていくことが私の願いです。頑張ります。