「発達障がいってどんな障がい?」

2010年11月18日 13時28分 | カテゴリー: 活動報告

2010年11月13日(土) 教育講座に参加 

 一小のPTAと柴崎学習館の主催による講演会が11月13日に行われました。
 講師は、八王子にお住まいの発達がいの2人のお子さんのお母さん。子育てをする中で、「うちの子、なんか違うぞ」という思いから自ら専門医にかかり、お子さんの発達障がいに気づきます。2人のお子さんは高機能自閉症。音に敏感・おちつかない・パニックになる・遊ぼうと身体に触れると嫌がり反撃・時間のルール等に厳しい・・・等の特性があります。

 お子さんが、学校に入ってから、お友だちとのトラブルが絶えず、ようやく、3年生から通級へ通うようになり、自分を認めてくれる・話を聞いてくれる環境の中で落ち着きを取り戻し変わっていったということです。
 そして、担任の先生が変わるたびに、一から説明し、子どもの特性(障がい)に対して理解をしてもらえるよう話し、学校だけでなく、地域にも理解者を増やし、居場所づくりやお囃子等にも参加し、仲間や、学校の配慮ある対応に支えられ、子どもの環境づくりに努めました。そういったお母さんの努力により、子どもを取り巻く、子どもや先生を含める大人が協力し、特性に応じた対応が可能になることがわかりました。たとえば声掛けの仕方などで、子どもの態度に変化が現れ、母親側も「へこまず」、子どもにたいして怒らずに接することができるようになったということです。

 2002年10月に文部科学省が行った「通常の学級に在籍する特別な支援を必要とする児童生徒に関する全国調査」で、学習面か行動面に著しい困難をもつと担任が回答した数は6.3パーセント。100人いたら6人。クラスに3〜4人はいることになります。
 早期発見、早期対応が本人のために良いとされていますが、相談から専門家につなげるしくみが不十分なため、「悩んでいるお母さんがたくさんいる。何とかして欲しい」訴えが、生活者ネットワークに寄せられています。
 また、障がいとは関係なく、学校と保護者とのトラブルは年々増えていて、精神的にも負担を感じ、深刻化し、相談を受けることがあります。会場からも、「どうすれば、学校といい関係でやっていけるのか・・・」という質問も上がりました。
 こういった問題に対しての対応の仕組みも不十分です。ほかにも貴重なご意見をいただきましたので、所属している文教委員会の質問につなげてまいります。