緑豊かな景観は誰のもの?お金がある人でもない人でも共有の財産のはず!

2010年5月10日 04時57分 | カテゴリー: 活動報告

まちの景観をどのように守っていくのか 5月9日(日)

市内街頭での議会報告活動
市内街頭での議会報告活動
私の好きな場所の1つとして上砂町の「アメリカ村」があります。アメリカ人、日本人、が住んでいて、平屋の戸建ては均等の空間を保ち、芝生や草花や木々が豊かにその空間を自然な形でデザインしています。「ハウス」と呼ばれた昔の基地の町に点在していた名残りもあり、過去の歴史も感じさせる異空間です。降った雨も地面に浸透し、地下水がたまるという自然環境も見ただけで解ります。
 目の前は昭和記念公園の緑がたくさんあり、フェンスで仕切られているものの緑の連続性が保たれ低層の住宅と実にマッチしていて、住宅の中を歩いているだけで気分がうきうきします。こういった空間や景観もなかなかなないもので大好きな場所であり、いつまでもこの場所があり続けて欲しいと願っていました。

 ところが時代の流れ。地権者が、高齢者向けの「有料老人ホーム、共同住宅」を建設する予定がたち、周知の看板が設置されました。大型開発のため「まちづくり指導要綱」に基づいて近隣住民への説明会も3回開催されました。
 大きな問題は、10階という高層。今まで、サンサンと太陽をあび、夏には花火、緑の景観を楽しんでいた周辺住民はあまりの環境の変化に何とか高さや建物の空間等を考えなおしてほしいという声が出ています。
 私も、この場所のファンの1人として高層建築で、「共有財産」としての景観が変貌してしまうことに疑問を感じています。

 もちろん土地は所有者のもの。建築も違法でなければ問題ないではないか・・・となりますが、そのことが現在の「景観法」という法律ができたきっかけです。景観という共有財産をいかに開発行為と整合性を保つのか・・・・

 人と人とのつながりが薄れ、格差社会が広がっている今こそ、誰もが「自分を受け入れてくれる・気持ちよくさせてくれる」実感の持てる「場所」「景観」がたいせつで、すさんだ気持ちを癒してくれると私は考えます。開発行為にあわせた環境や景観保全が必要です。
 5月議会の環境建設委員会で質問につなげていきます。