介護保険制度改正に向けて、実態把握の上での提案を 5月6日(木)
まちを歩くと、高齢者世帯が増えていることを実感します。
1人暮らし、お互いに病気を抱えて頑張って暮らしているご夫婦、おつれあいが施設やグループホームに入所したことによって、自宅で1人で暮らしている方・・・。高齢になっても介護保険を利用ながら、その人らしい暮らしを続けている高齢の方たちがたくさんいることがわかります。
1人暮らし、お互いに病気を抱えて頑張って暮らしているご夫婦、おつれあいが施設やグループホームに入所したことによって、自宅で1人で暮らしている方・・・。高齢になっても介護保険を利用ながら、その人らしい暮らしを続けている高齢の方たちがたくさんいることがわかります。
同時に、必要な情報が届いていないと感じることもたくさんあります。
地域包括支援センターが相談場所になっていること、介護保険の申請や利用の仕方など、まだまだ必要としている人たちに情報が届いていない、または、理解しにくいことから、利用していない状況が伺えます。
情報が届いていない方の場合、自分の目の前の状況で一杯一杯なので、丁寧に市で利用できる制度を伝えていかないといけないと改めて思います。見守り制度の充実や何かあったときの緊急通報、その人らしく地域で暮らせるようにしていくための連携した支援体制の充実は急いで行っていかなければならないことが明らかです。
生活者ネットワークでは、2000年の介護保険事業がスタートしてから、介護認定をされて、給付を受けている利用者の声を聞き取り、実態を把握し、報告書にまとめてきました。5年ごとの制度改革にむけて事業主体である自治体に対し、発言、提案をしてきました。この調査からも、日本での医療の現状や支援体制の連携の薄さや財源の問題が見えてきています。
2010年に介護保険の制度改正があります。利用者の実態から見えてきた問題点を整理し、立川市でより良い制度になるよう提案してきます。