原子力発電はクリーン?!それよりリスクが大きいと思う

2009年11月11日 14時34分 | カテゴリー: 活動報告

11月6日(金)放射性物質24年間放出の新聞記事から

10月28日 まちの川の行き着くところ、東京湾を船上から見学
10月28日 まちの川の行き着くところ、東京湾を船上から見学
 東京電力の柏崎刈羽原発1号機で、放射性物質とリチウムを含んだ水が、1985年の運転開始時から海に放出されていたと、東京新聞に掲載されました。
 
 基準値以下のもので、安全に影響はないとしていますが、本来、流出してはいけないはずの物質が20年以上も垂れ流されていたことは見過ごせない問題です。
 原因は単純ミス。本来は廃液処理用のタンクに流れるよう管を接続する設計が建設時に排水管につないだと言うもの。人為的ミスですが、完成時のチェックで防げたはずです。
 
 これから、核燃料の再利用のプルサーマルや、核燃料の再処理をする六ヶ所村の再処理工場など、国や電力会社が進めていく事業がありますが、核燃料はひとたび間違えると生態系や生き物の生存にも関わってくる問題を抱えています。
 本格稼動を目前としている青森県六ヶ所村の再処理工場は、いままでの原子力発電所以上に煙突や排水から放出される放射性物資が多くなると言われています。学習会を通して改めて問題点を知りました。
 海に放出される放射性物質は、海水で薄まり、問題はないと電力会社で作る日本原燃は言っています。
 しかしながら、様々な人為的ミスが浮上していく中で、とりかえしのつかない事態が、いつか生じるのではないかと不安になります。勿論、周辺住民が一番不安なはずです。
 
 以前、原発の技術者だった方の話をききました。建設には、過去、おおくの下請け、孫請けが関わり、危険なところになればなるほど、そのリスクを知らない若者や日雇い労働者が担っているとのことでした。一つ一つの単純ミスを防ぐしくみがどのようになっているか不安になったことを思い出しました。

 資源の少ない日本。暮らしを豊かにするための電力供給が必要ということで、日本には55箇所の原発と、稼動目前にした再処理工場を作りました。
 深夜電力が安く、電磁調理器も便利です。温暖化対策としてのクリーンエネルギーとも言われています。
 しかしながら、その裏側のリスクは大きなものであることは間違いありません。リスクを最小限に抑えるためにも今後の電力のあり方を早急に見直す必要があります。太陽光エネルギーの研究にお金をかけ、設置の拡大を進めていくよう新政権に期待をするばかりです。

 海や空はつながっているので、美味しい魚や貝や農作物がいつまで、安心して食べることができるのか、真剣に考えるときがきています。次世代への贈り物として、汚染のない食べ物を残していきたい思いで一杯です。それが本当の豊かさではないのでしょうか。