地方議会は十分に機能しているか

2009年2月24日 06時24分 | カテゴリー: 活動報告

2月13日(金)第47回東京都市議会議員研修会に参加して

講師 : 前鳥取県知事 片山善博氏(慶応大学教授)
演題 : 分権・自治で問われている国と地方の議会政治 
 
 鳥取県で2期8年知事を務めた経験から、議会の役割を始め、現在の自治体の財政悪化に転じている原因、学校図書館の充実で子どもが変わったこと、必要のないダム建設をストップさせたことなど幅広いお話をきかせていただきました。

講演の概要は以下の通り
「議会は制度的にも法律的にも財源を含めた行政のチェック機関であるが、求められている議会と議会の現状とのギャップが大きくある。
 地方分権を唱え進めているが、市民にとってはわかりずらいものになっており、一般の市民、有権者の参加する機会をつくることが地方分権であり、分権が市民の力を強くすることである。市民は選挙の投票で参加しているという状況だが、大規模事業や大きな政策については住民投票を行っていけば、地方分権の本質の一端がみえてくるだろう。もっと議会や市民の権限がいかせる分権改革が必要である。」

 市民(生活者)に目を向けた政治を心がけている片山氏の発言には大変重みがあり、納得のいくものでした。“市長を応援したから与党だと言い賛成する人もいるが、市長と議員は別々の選挙で市民に選ばれているわけで、二元代表制で別の機関として考えなければいけない。”という発言に拍手とざわめきがあったところが改革しきれない今の議会を象徴していたようでした。議会は市長のものではなく、市民のものであることを自らの経験から、又、信条から発言した片山氏の講演は今後の活動に勇気を与えてくれるものになりました。