携帯インターネットの落とし穴

2009年2月15日 18時11分 | カテゴリー: 活動報告

子どもの利用実態と大人の役割

 砂川学習館で行われた学習館に参加しました。講師は青少年メディア研究協会の下田真理子さん。
 インターネットの危険性、子どもに有害な情報とは?子ども達のネット上の遊び場と落とし穴、対策についてお話しを伺いました。

 ネット被害は新聞やテレビの報道で知るだけでなく、市内中学校の裏サイトでの書き込みで被害にあっている現状も聞いており、限られた人たちでチェックをしていくことの難しさを感じていました。そして、子どもたちを取り巻く携帯電話やインターネット利用の今後のあり方について、事業者の責任、持つ側の危険意識、家族の見守りについての改善、周知が必要と強く考えていました。
今回、改めて用語の説明やしくみを教えていただきましたが、事業者の、子ども基準に合わせた努力のなさに怒りを覚えました。携帯電話が電話、連絡機能から会話、交流、友達づくり、情報提供になったのはわずか10年の期間です。犯罪も増え、共働き世帯にとって安心となる居場所確認の機能も備えて充実した反面、機能はどんどん子どもたちにスリルや好奇心をあおるものとなりました。子どもが犯罪に巻き込まれる大きな原因となり、社会問題として国も動き出しました。総務省が立ち上がり、第3者委員会を作り健全なサイトを、基準を設けて設定することになり、間もなくスタートするそうですが、その基準は子どもに合わせたものではなく、収入が減らないよう事業者を有利にしたものだということに、日本の子どもたちへの影響を考えると大きな不安を感じました。

 携帯電話にインターネット機能が付いて販売しているのは、日本と韓国だけで、普及が著しいのは日本がダントツとのことです。市場経済のターゲットを子どもにしていることは大変な問題です。親としても過去になかったものなので使用方法、内容、何がどう危険かわかりづらい状況にあり、まずはそのことから理解しなければいけないと指摘がありました。
思春期を迎える子どもの単なる好奇心から犯罪、被害につなげないためにもしっかりした指導を行い、応急的に学校裏サイトの削除に予算をつけていく必要もあるのではないかと考えます。また、未成年者へ販売するものはしっかりと規制していくことが必要ではないかと考えます。