ホタルの復活が地域のつながりへ

2008年11月6日 17時42分 | カテゴリー: 活動報告

10月26日 ホタルサミットin立川

 毎年開催されている東京ホタル会議が、今年、立川で行われました。貴重なホタルの一生の映像から始まり、ホタルの復活の活動を行っている事例紹介がありました。

 地元立川からは、富士見町のホタルを呼び戻す会、砂川町の多摩川上水の自然保護を考える会からの報告がありました。「活動はホタルを飛ばすことが目的ではなく、ホタルが棲めるような水環境にするため、周辺地域の人が参加し、保全し、関心をもつようにするための手法である」と述べていました。

 川、水路、湧水や地下水は、生活から遠くなり、それらに対して人々の関心が薄くなると、汚れていらないものにされてしまいます。いったん汚れてしまうと、その状況から再生させるには長く時間がかかり、多くの人の手が必要になります。また、水だけを再生しても生き物は戻りません。ホタルのえさとなるカワニナの生息できる水や浅瀬、さなぎになるための湿った土のベッド、脱皮したときにつかまるはっぱなどなど、条件がそろわないとホタルは飛んではくれません。
 
 昨年、玉川上水砂川地域では条件がそろい100匹以上が夜の川辺をホタルが舞い、ホタルの復活宣言がだされました。私は昨年見ることができず、今年初めて見ることができました。幻想的なほたるの光や動きに見とれてしまいました。
 真っ暗な遊歩道にホタルを見に人が行きかいます。知らない人にも「あそこにいますよ」と声をかけ、思いを共有します。身近な川にホタルがいることで、人のつながりや感動が生きている潤いになるのだなーと思わされました。
 ホタル復活の活動を続けている皆さんに感謝するばかりです。

写真は農家の庭になっていた鬼柚子