8月24日 身近な水のこと考えよう!

2008年8月20日 12時15分 | カテゴリー: 活動報告

第2回地下水シンポジウム in調布

 地球温暖化の影響もあり猛暑、生態系の変化、ゲリラ雨に伴う洪水等、不安を抱えることがふえています。
co2の削減を考えつきつめていくと、身近かな資源を活用し、大型公共事業の廃止というところになってきます。

 2002年、立川の水道水源井戸(砂川町、西砂町)2箇所から1,4−ジオキサンという有害物質が検出され近隣に給水されていた地下水が停止され、代替の河川水が供給されました。
 このことを機に、汚染源の究明や停止された井戸の有害物質が除去され、再度飲み続けられないかと“多摩の地下水を守る会”で活動を続けてきましたが、6年経っても原因も解決にもいたらず、2箇所の井戸は放置されたままです。飲み水を管理しているのは東京都。足もとの地下水を飲んでいるのは、それぞれの市や町。飲み続けていきたくても管理者が地下水を正規の水源として位置づけをしていなければ、汚染の問題を解決していこうとはならないわけです。

 なぜそうまでして地下水にこだわるのか?汚染された水なんて放っておけばよいではないか。と思うかもしれませんが、多摩地域では、日糧40万トンもの地下水がくみあげられ、飲料水として活用されています。昭島、武蔵野、羽村市は100%の地下水が飲み水で、とても美味しいと評判です。汚染がなければ、なによりミネラル豊富、夏冷たく冬暖かいありがたいお水でなによりお店でお金をだして買わなくてもよいわけです。つまり、ペットボトルのごみも出ません。

 水を買うことよりも地下水が当たり前に飲める水政策が必要なのです。

 飲み続けるためには、降った雨が地面に涵養できるように農地や緑地を保全し、木を増やし、地下水を汚染させないよう事業者等へ規制や罰則を設けるなど、ルール作りが不可欠です。
 立川では現在約4割の地下水が河川水にブレンドされています。まだまだ美味しい水が飲めています。
 しかしながら、管理者の東京都は、足元の地下水を飲み続けようと考えるより、遠くの八ッ場ダム(群馬県)から水を持って来ようという計画です。ダムの工事は本体工事に至ってはいませんが進められています。東京の水需要は減少し、足元に貴重な地下水があるのに何故、わざわざ吾妻渓谷の自然を壊して大型公共事業を進めていかなければならないのか理解できません。地球温暖化、財政の健全化というところでもしっかりと見直していかなければいけないところです。

 みなさんは身近な“水”のことどう考えていますでしょうか?
今回は第2回目の地下水シンポジウムを地下水7割を飲み水としている調布市で開催することとしました。地下水の保全に取組みをしている秦野市の職員の方にも講演していただきます。
 是非、ご参加いただけますようお願いいたします。