「憲法を哲学する」学習会に参加

2007年1月18日 21時40分 | カテゴリー: 活動報告

講師 高橋哲哉さん 

—変える、変えない!その前に考えなければならないこと—
 教育基本法の改定前と改定後を比較し、過去の事例などをあげながら解説していただきました。

 “教育の目標”を新設し、“愛国心”を3段階で評価していくことや、政府が教育の内容に介入していくことに不安があります。1939年発行の雑誌の中に、「愛する祖国のために命を捧げる」ことが尊いことであり、そうなるべきであると推奨しているものを読みましたが、ほんの68年前のことであることに恐ろしさを感じます。

 過去の戦争の経験から、同じあやまちを繰り返さないようにしていかなければならないのに、流れが逆行しているように思えてなりません。
 物質的な豊かさに比べて、人間同士のつながりの貧しさが現れている現代社会の教育現場での荒廃の修正を“法律”の改定によって行おうとしていますが、権力で規制や強制をすることで、良い方向へ進んでいくとは思えません。

 高橋さんが「“法律”というものは、国の決め事であり、最後には“法律”に基づいて正しいか、間違っているかになる。だから“法律”を改正することは慎重に、多くの人たちが考え議論し決めていかなければいけない。」と話されたことが印象に残っています。

 今回の教育基本法の改定により、教育現場でどのような変化となってあらわれくるのか、注意深く関心をもってみていきたいと思います。